2022年9月4日日曜日

回答書 2022年7月26日


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クラスター対策緊急要求書 第二弾

 

2022年7月20日

根岸病院院長
松村 尭明 様

多摩連帯ユニオン 執行委員長 徳永健生

クラスター対策緊急要求書 第二弾


 コロナ感染第7波の中で、再び根岸病院において 2回目となる大クラスターが発生しました。7月19 日病院発表でB4病棟でコロナ陽性者31名の規模です。
 多摩連帯ユニオン根岸病院分会は3 月末にクラスター対策緊急要求書を闘ってきましたが、組合が要求してきたものは不十分な対策しか取られてきませんでした。前回の反省を踏まえて問題を可視化し抜本的対策を取ることが求められています。組合は再び緊急要求書第二弾を提出します。病院は誠実に回答することを求めます。

① ゾーニングの徹底について
 陽性者と非陽性者の区分けを厳密に行うこと。陽性者は陽性者だけの看護を行うこと。
グリーンゾーンにウィルスを持ち込まない方策を徹底すること。
 エアロゾル感染を防ぐために換気を厳密に行うこと。

② 共有部分のゾーニングについて
 ウィルスを病院内で拡散しないことが必要である。感染者の発生している病棟の職員は、更衣室、エレベーターの使用は止めること。更衣室は各病棟で確保すること。

➂ 夜勤体制について
 B4病棟の夜勤体制を4人〜6人体制に増員すること。人員が少ないことが、陽性者だけの看護に限定できていない可能性があるため。日勤体制の増員も必要である。

④PCR 検査について
 感染拡大防止のために PCR 検査は必要である。全職員の週一回の PCR 検査の実施を求める。最低でも、感染者が発生している病棟は実施すること。症状のある職員は、即座に検査を実施すること。

⑤ 危険手当について
 感染者の対応は危険を伴う業務であり、病院の責任として危険手当を保障すること。感染者の対応に当たる病棟職員に対しては正規・非正規問わず一勤務につき五千円を保障すること。

⑥ 非正規労働者の特別休暇について
 非正規労働者に対しても感染した場合には、特別休暇を保障すること。病院として対応できないならば、派遣会社に病院から対応を求めること。

⑦ ホテル確保について
 家族への感染防止のため、職員のホテル使用が必要な場合は、希望者に病院の責任で保障すること。非正規労働者も保障すること。

⑧ 感染対応専門の医師・看護師の派遣
 精神病院での感染対策は限界がある。感染対策は対応専門の医師および看護師を派遣すること。

⑨ 感染病棟へ医師の確保
 B4病棟へ医師1名をはりつけ、感染対応の指揮をとること。今は緊急事態であり、外来は停止して医局全体が感染病棟、全病棟の責任を取ること。

⑩PPEの確保について
 夏の時期に当たり、防護服は通気性のあるものを求める。フェイスシールド、ゴーグルの日常的着用を求める。



・回答日時   7月26日(火)までに文書回答を求めます。
・早急に対応できるものは、話し合いの末に決定し実行していくこと。しかる時期に団体交渉を開催すること。
以上

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2022年6月6日月曜日

根岸病院分会News 第27号


「危険手当を出せ!」
労働者の怒りが見舞金を出させた!
たたかう労働組合へ入ろう!

 すべての働く仲間の皆さん!多摩連帯ユニオン根岸病院分会は3月発生の大規模クラスターに「危険手当てを出せ!情報公開しろ! PCR検査を行え!」と、病院に要求してきました。4月5日付の病院の回答は「危険手当などは考えていない」と、切実な労働者の要求を拒否してきました。これに対し、組合は怒りのメッセージを呼びかけ、これに35名の労働者がこたえ、「危険手当を出せ! ひどい仕打ち! 防護服を着てやってみろ! 症状あってもPCR検査してもらえなかった!」など止めどない怒りが病院にたたきつけられました。組合はこのメッセージをニュース25、26号で掲載し、この怒りに向き合えと要求してきました。病院は、この我慢のならない怒りに追い詰められ動かざるをえなくなったのです。
 5月17日に病院は全職員に向け「院長談話」を発表し、正規職員に一律3万円の見舞金と対象者へ特別休暇を出すと発表しました。労働者が感染の恐怖と闘いながら働き、我慢のならない怒りを愚痴ではなく明文化して声を出したことで勝ち取った大勝利です。労働組合が闘ったからこそ、開かない扉がこじ開けられたのです。「危険手当など考えていない」とのゼロ回答が、怒りと闘いによってひっくり返ったのです。「闘えば勝てる!」「闘いなくして安全なし!」このことが核心であり、職場にはたたかう労働組合が必要です。全ての皆さん、多摩連帯ユニオン根岸病院分会に加入しともに闘おう。
 闘いはこれで終わりではありません。今回は見舞金と特別休暇となりましたが、組合は恒常的な危険手当の決まりを確約させること、PCR検査の定期的実施、感染時のホテル使用の明確化など、さらに要求していきます。「院長談話」の後半部分では、「批判するな」と記されていますが、労働者の怒りにおびえた経営は「院長談話」を通じて組合、ないしはメッセージを寄せてくれた労働者を批判する内容を発信したのです! 病院中の労働者が怒りに声をあげた責任は全てクラスター対策を取らなかった院長(経営)にあるにもかかわらず、労働者に“黙って働け!”と言ったのです。ある病棟では役職者が「このメッセージを書いたのはあなたか?」と個人特定までやっていたという情報も寄せられています。絶対に許すわけにはいきません。組合は6月2日付で「院長談話」に対する抗議文を提出し(裏面に掲載)、これは労働組合への支配介入(違法行為)であり二度としないように警告しました。病院のコロナ対策の不十分さを、組合が根底的に批判し、労働者が怒りの声をあげたからこそ、事態は動き出し、安全闘争は一歩前進したのです。
 見舞金も「院長談話」で「全ての人に手をさしのべる」と言いながら、非正規雇用の派遣労働者(看護助手、清掃、警備、クラークなど)には、一銭たりとも出ていません。派遣労働者への補償も組合は要求して闘います。団交もいまだに開催されていません。春闘要求・賃上げの交渉もこれからです。組合は6月中に団交開催するよう強く要求します。共にたたかおう!



2022年6月2日

根岸病院院長
松村 英幸 様 

〒192-0046 東京都八王子市明神町4-14-5
リーベンスハイム八王子2-203
多摩連帯ユニオン 執行委員長 徳永健生
電話&FAX 042-644-9914
mail:tamarentai.union@gmail.com

抗 議 文

 根岸病院当局は5月17日付で「令和4年3月発生の院内集団感染について」なる文書を全職員に対して配布し、この間のクラスターに対して全ての職員に見舞金を支払うことと、リフレッシュ休暇を付与することが書かれていました。これはこの間、クラスターが起きた際に何の保障もしないと回答した経営に対して 35 名もの職員が怒りの声を組合に寄せ、「危険手当を支給しろ(他)」と闘ったことに対する理事会側の回答として受け止めます。
 しかし許しがたいのはその後に続く文章です。松村理事長は同じ文書の中で「皆で協力して業務を遂行していたなかで、ともに働く仲間を批判し、院内の秩序を著しく乱す行為がありました。他人を批判することは簡単にできます。このような行為を病院として断じて許すことはできません。皆で辛い思いをしているすべての人に手を差し伸べることが出来る日がくるよう願っています。」と記しました。これはこの間組合に対して怒りの声を寄せた 35 人の労働者を批判する内容であり、組合に対する支配介入(労働組合法第7条違反の不当労働行為)であり、今後このような声はあげるなという恫喝に他なりません。多摩連帯ユニオン根岸病院分会は断じて許さず、経営に強く抗議します。
 根岸病院としても初めて経験したコロナクラスターは72名感染の大規模なものでした。その背景には「感染者を受け入れる病院がない。根岸病院で見るしかない」という状況がありました。なれない感染対策で自らが感染するかもしれない危険や不安と隣り合わせになりながらも必死に闘っていた労働者に対して、根岸病院は4月5日付の組合への回答書で「危険手当などは考えていない」「症状があればPCR検査をする」と回答しました。35名のメッセージは“皆で辛い思いをしているすべての人に手を差し伸べ”なかった経営に対する怒りの声でした。その中には職場長に対する不満もありましたが、経営がするべきはそれを書いた労働者を批判することではなく、書かざるを得なかった背景に目を向けて、その状況を改善するよう務める(職場長を指導する)ことではないでしょうか。そのことを棚に上げてメッセージを寄せた労働者や、そのメッセージをビラにして配布した組合をこのような形で批判するなど言語道断であり、それこそが“院内の秩序を著しく乱す行為”です。
 また一部の役職者は「このメッセージは誰が書いたのか?」と“個人特定”に動いています。この行為そのものがパワハラであり、就業規則違反です。このような行為を直ちに止めさせ、二度と行わないように役職者を指導することを要求します。これからも感染はおきます。今回“見舞金”や“休暇”を付与したことで終わりません。感染対策時の危険手当やホテルの使用など、根岸病院としての決まりを作り安心して感染対策に臨める環境を提示することを改めて要求します。

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2022年5月10日火曜日

根岸病院分会NEWS 第26号


経営は現場の声を聴け!
〜第2弾〜

 根岸病院で働く仲間の皆さん!
 前号でもお伝えしたとおり、「危険手当などは考えていない」とした病院の回答書に対して、実に35人(前号時点からさらに1人追加)の労働者から怒りのメッセージが寄せられました。そのほとんどが、「危険手当を出さないのはおかしい」という怒りの声でした。
 また、クラスターに対する、ずさんで無責任な対応に対しても、様々な怒りや要求が寄せられました。病院当局はこの声を聴き、誠実に答えるべきです。
 今号の組合ニュースでは、前号で紹介しきれなかったA3病棟以外からのメッセージを紹介します。メッセージを読んでの感想をぜひ組合にメールで送って下さい。
 組合は、危険手当やクラスター対策を要求し、団体交渉を要求しています。そして、団体交渉に向けてより多くの仲間の意見を聴き、集約するために、下記のとおり、意見交換会を開催します。
 忙しい中とは思いますが、一人でも多くの皆さんに参加を呼びかけます。シフトが合わないという方も別途検討しますので、ぜひご連絡ください。


★意見交換会にお集まりください

日時:5月13日(金)午後6時~8時
会場:武蔵台文化センター・和室 (府中市武蔵台2-2)

みんなで知恵を出し合って、誰もが安心して働ける職場をつくっていきましょう。



 前回のビラを読んだ感想が届きました。ありがとうございます。みなさんもどんどん組合まで意見や感想を寄せてください。みんなで根岸病院を変えましょう!

【B3病棟】


●今まで出していた旅行費用等余っているお金があるはずです。夜勤のレッド対応は本当に本当に大変です。感染ごみもいっぱいだから病棟においておけ?と言われ、ゴミだらけの中、くそ汚い中患者対応をしました。
 最初は「単身者だけ」と言われていた(これもおかしい)レッドを結局家庭持ちも対応したのに、ホテルがつかえる等の情報が開示されていないのはおかしい。ホテル使ってる人よりレッド対応していましたが?
 単身者だけじゃなくなったなら他の家族持ちもレッドをやるべき。

●レッド対応していてPCR(+)になったスタッフがいた。レッド対応したスタッフには特別休暇などあたえるべき。手当てないのはおかしい。

●危険手当は考えていない理由はなんでしょうか? 誰でもコロナにかかれば多少なり重症になるリスクはあると思います。それを危険ではないと考えない理由は?
 ホテル利用の話は同僚に聞いて知りました。管理者からは聞かされていません。私も家に高齢者、医療従事者がいます。情報公開がフェアではないです。ホテルの話を管理者にしたら嫌な顔をされた話を聞いたので、私はやめました。

●忘年会やるなら危険手当出して 一度レッドに入ってオムツ交換でもして下さい。サウナスーツ状態です。

●6.危険手当等は考えていない。→危険手当は出して下さい。

●現場で何もしない人が「危険手当はいらない」と答えるのはおかしい。残業代だけですまされるのはむかつく。抗原(ー)でPCR(+)の職員がいた。陽性患者を対応している職員には毎日PCRさせるべき。ホテルが使用できると聞かされなかった。一生懸命働いてる職員の間でも対応が違いすぎる。仕事量の配分がおかしい、不平等。昼休憩が1時間とれなくても残業がもらえない。

●危険手当ては出して欲しいです。日勤でいる日はほぼ毎日レッドゾーンに入っています。(夜勤も)身体的にも精神的にも辛い。リスクだらけ・・・。プライベートも制限されているのにそれはどうなのか。忘年会やるなら危険手当てを出して欲しい。単身者にだけ負担かけないで欲しい。(A3への協力要請もそうだが)リスクを考えてのことだろうが辛いです。有無を言わさずレッドゾーンです。
 危険手当て出して当然だと思う。危険だから家族持ちは基本入ってないんですよね? 危険じゃないならだれでも入っていいんですよね??
 陽性者と陰性者が同じ部屋にいる。一度でいいので防護服きて上の人たちも入ってみては?
 大変さを分かっていない。レッドに入るのは構わないが、好き好んで入ってる人はいない。メンタルフォローもすべきでは? 旅行(職員の)お金あるのでは・・・
 けんしょう炎でコロナ前に2回注射してやっと治った。今日の対応、夜キン一人でやるしかなく、汚染されるのでサポーターつけれず。痛み止めのんで何とかやったけどまた悪化した。

●職員の仕事前抗原検査は時間内にやるべき。家でしてきて証拠写真をとってこいと言われた。前残業では。検査もちゃんとしていない職員がいるかもなど、うたがうなら職場でやるべき。

●危険手当がもらえると良いと思います。ホテルを貸りれる話が聞かされていなかった。情報の記載もなく、重要な事だと思うので、今後ないようにしてほしい。感染者の対応方法も△、患者の部屋わけも△、陽性陰性が同室で経過している。クラスターもしっかり載せるべきと思います。

●危険手当て出せ! ボーナス上げて、ベースUP UP

●危険手当て出さない=レッドゾーン、イエローゾーンは危険じゃないという認識ですか? じゃみんな入って問題ないのですか? 違いますよね??
 最近は単身じゃない人も入ってくれています。みんな重症化のリスクあるので危険手当て出して下さい。手当てが不要だと考える理由を教えて下さい。

●危険手当て出せ!

●たとえば入職時面接に来た時、このカコクな勤務でこの給与。納得する人がいるでしょうか。ゆとりをもってほぼ残業もなく働いていると思ったからこそ、みんな今の給与で契約したと思います。コロナで病棟が忙しく辛くなければ、危険手当、臨時給与等支払われても当然だと思います。

●A3病棟だけ分けることに、どれだけの意味があるのか分からない。ホームページやMOMACEの更新は遅いと思う。近況把握したいので正しい情報を素早く出して欲しい。危険手当ては出して欲しいし、内容も明確に示して欲しい。(ex1日当たりいくら~うわさで数100円と聞いたので)
 所属⾧が信頼に欠ける。伝えた内容を覚えてないので話にならない。いいかげん白衣を返して欲しい。Drにリーダーシップをとってほしい(病棟のムダな動き多すぎ)。感染者以外の患者のメンタルフォロー、Drまじめにやって。忘年会やるなら危険手当て出して下さい。旅行分でもいいです。スタッフに回して下さい。根岸年寄りスタッフ多すぎて、負担が若い人にきてる(なんとかして! 特に管理者)。リスクを考えているのはわかりますが、単身者だけに負担かける提案をやめてほしい。A3サポートメンバーで単身者のみに声をかけるなど)

【A2病棟】

●お疲れ様です。
 クラスター大変なことになりましたね。
 働いているスタッフにはかなりの負担がかかったのではないでしょうか。
 クラスターとは5人以上のことをいう。と書かれていますので、A3だけではなさそうですね。
 感染者には家族に伝えていると話しますが、濃厚接触者になってしまった患者さんのご家族には、連絡はしていたのでしょうか。
 A2からも1人応援に行きましたが、その方は感染してしまい、体調崩して入院してしまったりで心配でした。
 A3に応援に行かせるのも、突然伝えられて、その日からA3勤務になっていました。
 1人応援に行ってしまうので、A2も1人抜ける分忙しかったように思います。
 危険手当は応援に行かれた方、感染者がでた病棟勤務の方に出していただけるといいのになと、思っています。
 上からの指示で感染するリスクがある病棟で働かなければならないのですから。
 上の方たちは、その場その場で対応することが、多いように感じます。
 A2スタッフはPCR抗原検査をやるのはいいですが、やってもやらなくても自己申告なので、1人1人に任せられている感じが強いです。

【A4病棟】

●5についてMOMACE掲示板の発生状況の知らせについて人数が異なっているときがあった。『毎日』開催しているのであれば、更新も毎日していただきたい。
 6について考えていない理由を聞きたい。日々の業務において発生病棟においては自分もりかんする可能性もあり、考えていないのは、今の社会状況を考慮していない印象を受ける。
 10について、今回のクラスター発生は恐らくNsからPtへ感染してしまったと考えられる。Nsの感染対策への知識、PPEの技術の低さ、今現在もそうであるが、意識も低く感じる。

【A5病棟】

●3000円でもいいので危険手当を下さい。おねがいします。

●コロナクラスターで何の補償の話もなく対応させられていることがおかしい。罹患した時、後遺症が残った時に話まで必要。感染対策がガバガバ。無知すぎる。

●危険手当がほしいです。そしたらもっとがんばれます。おねがいします。

●少人数の+者でも伝えてほしい。

●感染病棟に入りたくない人がいます。不平等ではありませんか。

【B2病棟】

●A3病棟などで頑張っている職員に対して危険手当がつかないのはおかしいと思う。今後、他の病棟などでクラスターが発生した際に手当がつかないようなら、応援のスタッフも来てくれなくなると思う。

【B4病棟】

●【コロナ対応について職員に手当てを支給するべき】
 現時点ではコロナに対する有効な薬剤や治療法が確立していない状況にあり、対応に当たった職員や業務上影響を受けた職員に対して病院は相応の手当てを支給する責任があると考えます。
 感染のリスク、乳幼児や老人を含む家族に感染させるリスク、後遺症のリスク、私生活の行動範囲の制限を余儀なくされるなど職員が危機やデメリットに晒されたからです。
 現実に、職員もその家族も生活に支障をきたしました。
 完全に労災です。
 それに今後もクラスターが発生することが予想されますので、手当もなしに上記のリスクに晒されてまで働きたい職員は皆無でしょう。
 病院は職員を安全で安心して働ける環境を整える責任があります。手当を支払わないということは、雇用者としての義務を怠っていることに等しいと思いますが。
 実際、クラスターが発生してからPPEの着脱の練習を、とか「ハァ?」ってなっちゃいました。
 コロナが発生して2年以上も経っているのに、その間何もトレーニングらしいことをしていなくて全職員が即座に危機に対応できるとでも思っているんでしょうか。脳内にお花畑でも咲いているのでしょうか。つまり、病院上層部の危機管理が機能していなかったことが露呈したのと、彼らの怠慢のせいで感染が拡大したことも否めないと思います。全部じゃないけどぶっちゃけ人災やん。(そもそも精神科の患者が感染対策に関してセルフケアが出来ないのは大前提ですし。)
 それに『練習しろ』だけで誰がどのように達成度などを評価するとか何もルールがなかったですよね。おめでたすぎて涙が出そうです。今もそういう練習の指示が実行されていないですよね。
 学習能力が低すぎます。相当やばいです。
 また、病院ホームページの情報開示も曖昧すぎて患者さんや家族が必要な情報が得られなかったと思います。感染対策をきちんと行っていると主張するならば、具体的にいつどのように対策をとって状況に応じてどのように変更を加えているのかなどリアルタイムで明示すべきであったと思います。
 自分としては上記は当然の職員の権利であり、職員の努力を無視するような行為は許されないと考えています。
 ただし、いくら正当なことを主張したところで雇用者と職員のパワーバランスを考えると圧倒的に不利ですので、この分野に詳しい弁護士などに相談した方が良いと思います。法的にきちんとした根拠があると示す必要があると思います。
 職員すら大切に出来ない病院が、患者を大切にできる訳が無いです。

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2022年5月2日月曜日

根岸病院分会NEWS 第25号


30をこえる声が組合に寄せられました

※今号ではA3病棟から寄せられた「意見書」(2~3頁)、
メッセージ(4頁目)を紹介します。

経営は現場の声を聴け!



意見書


 急なお便りをお許しください。

 まずは今回のA3病棟クラスターについて、医師・看護師・事務員、その他ご尽力いただいた全ての職員の方々に対して、A3病棟の職員として感謝申し上げます。皆様のご協力のおかげで、今回のクラスターもひとまずの収束を迎えることが出来ました。

 今回のクラスターについて、私の感想になりますが、陽性者の数が急激に増えていったことで対応が後手後手になってしまった印象を受けました。これはA3病棟の特色によるものが大きいと思っております。なぜならばA3病棟に入院されている患者様の多くは認知症であり、陽性者を隔離するということが困難でした。

 A3病棟には隔離室が2床しかなく、ベッドにて通路を塞ぐ、患者様にマスクをつけていただくなど、隔離蔓延防止措置を実践いたしました。しかし、患者様によってはそれを乗り越える・動かす、マスクも着けられず至近距離で話し合う、食事を他患者にあげてしまう。こういったことが現状でした。

 個人情報流失を防ぐため、具体的な人数は差し控えさせていただきますが、多い時には日に10人以上の陽性患者を出し、陽性者は急増し、最終的にはA3病棟のほぼ全ての患者様が陽性になってしまいました。蔓延を防ぐ目的で患者様によっては拘束を強いることもあり、最終的にはその人数は当時の入院患者の半数以上にも上ります。

 そして陽性になるのは患者だけではありません。職員の中にも陽性者が増え始まます。感染対策をしっかりしていてもです。認知症の方の中には自分の置かれている状況が理解できずにガウンを引っ張りずらし、咳エチケットが出来ない方も大勢います。むしろ入院されるほどの方ですからその様な方が大半です。職員の陽性者は10人以上にも上り、応援に来てくださった看護師の方からも陽性になった方がおられました。大変申し訳なく思います。

 そうなってくると必然一人当たりにかかる負担は大きくなるものです。どうでしょうか?
 普段よりも少ない人数で、普段とは違う業務内容に従事し、なおかつガウン・ゴーグル・
キャップ・手袋やマスクを何重にもして働くのです。点滴ですらいつものように取れません。感染対策のための装備を行った方ならば理解していただけるものとおもいますが、数分着けているだけでも苦しく、暑いものだと感じるでしょう。しかし、それは必要なことです。自分の身を守るためには。

 ところで、私は陽性になっていく職員が増えていく中でこのような言葉を耳にしました。

 「すごく大変。私も陽性になろうかしら。」

 もちろん会話の流れでこの発言が冗談であることは察することができました。そして職員の感染も徐々に落ち着いていきました。陽性になった方は特休という扱いになり、私の認識では有給休暇のようなものであると思っております。

 そして今回のA3病棟で発生したクラスターに対して、先日労働組合が提言した要求書への回答書を拝読させていただきました。そして回答の一部に“危険手当などは考えていない。”このような事が書かれていました。こんな事を言い出すと“がめつい奴だ”と思われてしまうことだと思いますが、私が心配しているのは陽性になった方と陰性のまま働き続けた方で大きな不平等が生じているということです。

 現在流行していると言われているオミクロン株はウイルスが上気道までしか侵入せず、重症化することが少ないとの話を耳にします。実際に陽性になった職員も、辛かったのは最初の数日ぐらいで後はなんとも無かった そういった方が大半だったようです。高齢者や持病のある方からすれば恐ろしい感染症かも知れませんが、現役世代や若年層にとってはそれほど恐ろしい病ではないのでしょう。全国の年代別ワクチン接種率を見てもそう思えます。

 コロナウイルスの感染収束は未だに見通せません。蔓延と収束は糾(あざな)える縄のごとく、ようやく落ち着いたと思ったら新たな変異株が生まれ、また感染するといったイタチごっこの様です。今はクラスターが落ち着きましたが、また株が変異して病棟クラスターが起こったらどうなるのでしょうか? それがまたA3病棟だったら? 今度は患者様を初めから全員拘束すれば蔓延を防ぐことは出来るでしょう。私が家族であれば納得できませんが。

 そしてクラスターになり、陽性職員と陰性職員で労働量に大きな格差が生じた場合、先ほどの冗談は冗談のままなのでしょうか? 気をつけていても陽性になるのです。自ら陽性になるのであればもっと簡単です。自ら陽性になるなんてモラルがなっていない。間違っているとしか言えません。しかし人間の感情としては間違っていない事のように思えます。そしてわざと陽性になった方を見つけるのは困難な事でしょう。働ける人間がいなくなっていった時の皺寄せは、きっと病院全体の負担となっていくのではないでしょうか?

 私は経営者ではありません。「何を勝手な」と思われるかもしれません。経営陣の皆様にも考えがあり、それは私には想像できない事でしょう。私程度の頭で思いつく事が手当てであって、経営陣の皆様であれば、もっと別に不平等を減らす為の良い方法も思い浮かぶのではないでしょうか?

 正直に言わせていただければ今回の回答は最後まで働き続けた職員にとってあまりにも惨い仕打ちであると感じます。

 私は小心者であって、このような匿名で好き勝手に言い連ねることをお許しください。回答は労働組合を通していただきたいと思っております。

 最後に労働組合を運営して下さっている皆様。このような機会を設けていただきありがとうございました。皆様の活動には賛否両論あると聞き及んでおります。しかし、私個人としてはとても感謝しております。労働者という存在は社会的に弱い立場にあります。経営陣にそのつもりはなくとも労働者側にとって不利な決まりごとも多く存在するでしょう。労働組合はそんな決まりごとに対する防波堤であると私は思います。その矢面に立って活動されている皆様はとても勇気のある方です。改めて感謝を。この意見書は皆様のお好きなように役立ててください。

 今後もより良い環境で患者様が過ごしていける事を願っております。

匿名職員より



そのほか、A3病棟から寄せられた意見を紹介します。

●防護服などがはじめから不足している状態(ゴーグルが足りない、⾧いグローブがないなど)で、スタッフの感染予防などできなかった。そのうえ医師は看護師の報告を受けて指示を出すのみで、直接診療をしていない。病院としてどうなのか。コロナ患者を直接ケアしているスタッフのことをつかいすてれば良いという考えに納得できない。また症状がなければPCRはおろか、抗原検査すらうけさせてもらえない状況で残されたスタッフの負担が大きすぎる。心のケアも必要なほどであるのに、危険手当もださないという考えに我々スタッフの扱いがあらわれている。
 他病棟からの支援者や、派遣労働者へも特別手当をだすなど、スタッフへの誠意をみせてほしい。

●危険手当がないと聞いておどろいています。毎日患者さんやスタッフが感染していく中、次は自分も感染するのでは、感染しているのではないかと毎日ストレスを多く感じました。根岸病院だから手当はでない。なんて事も聞きました。手当がでないのは病院に対する不信感が芽生えても仕方ないと思います。スタッフを大切にしていないんだなと思わざるをえません。手当ては出してほしいです。

●初動が遅かった。院の方針も2、3日してから決まった感じで、もっと準備しておくべきだった。やはり危険手当は必要だと思う。他病棟応援スタッフには必要、A3で残ったスタッフにも必要、PCR検査をしたかったです。働く上での当然の権利だと思います。症状があれば検査・・・では、感染拡大を未然に防げません。

 毎日、地獄のような環境下で働き、周りの人間が次々と感染していく恐怖の中で、心底疲れ果てました。危険手当が一切ないとは驚きを通りこし、悲しみを覚えます。職員を大切にできない病院は、患者さんにも優しくないだろうと毎日病院への不信感がつのります。まじめにがんばっている人たちが損をしない社会になってほしいです。

●子供がいるので、クリーンゾーンで働かせてもらいたかったが、人出不足もありかなりしんどかった。コロナにかかって休んでた方が楽だなと正直思った。応援に来てくれたスタッフには特に申しわけなかったので危険手当は出すべきだと思う。

●職員ではコロナになり後遺症が残った人もいる中で危険手当が全くないのはありえないと思う。私自身も連勤、連続での勤務変更等あり心身ともに疲れた。元々入っていた予定なども全てキャンセルになりストレスが正直溜まっている。少額もしくは特別休暇などの措置がせめてほしい。現状変わらないのは分かっていますが・・・

●ヘルプで来た人には手当てをつけてあげてほしい。ヘルプは当たり前ではない。リスクを負って来てくれて夜勤も出来なくなっていたので・・・何かあると必ず独身、前に居たからと理由になるけど、独身って逆に家に帰ったら一人になる。急変したとき、誰が気づくのか? 全部一人でやらないといけないのに、独身ってだけで選ばれてしまうのは不公平かな・・・

●職員旅行がない分の貯金を危険手当で出してほしいです。

●応援に来てくれた方、大変な時期に働いていたスタッフへキケン手当てを下さい。本当にきつかったので、このままではコロナにかかった方がマシだったのではないかとすら思ってしまいます。

●ヘルプ職員へ手当てをつけてあげて欲しい。今後誰もヘルプに行ってあげようと思わなくなってしまうので。

●今回のA3のクラスターを振り返って、今後病院側がどのように対応していくのかの具体的な案を出してもらいたいです。

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2022年4月15日金曜日

病院経営は大クラスターの責任を取れ

 

 3月20日から始まった根岸病院における大規模クラスターは看護職員が最前線のケアを最後まで担い切りました。4病棟で発生し、患者63名、職員10名(組合把握)陽性者の大規模クラスターです。4月15日には、4病棟でのクラスター対応は終了します。労働者の皆さん、本当にご苦労様でした。

 しかし、これで終わりではありません。根岸病院は抜本的な安全対策が必要であり、闘いはこれからです。はっきりさせるべきは、今回の大クラスターがここまで拡大した、その責任は根岸病院当局にあります。

 多摩連帯ユニオン根岸病院分会は、団交に向けて、患者と職員の安全を確保するために最低限の課題として3つの課題の解決を要求します。第一に、クラスター公表の情報隠ぺい、情報操作を許さない!現実に向き合い、正確に情報公開することを求めます。第二に、クラスター対応に当たった職員に危険手当を出すことを求めます。第三に、全職員のPCR検査を定期的に実施することを求めます。

 さらに、組合が要求していた春闘要求書にも4月8日に回答書が手渡されました。賃上げは常勤職員一律1900円の超低額回答です。昨年と同じであり、コロナと闘い続けている労働者に対して応えるわけでもなく、病院は労働者を完全になめています。労働者の皆さん、現状を仕方のないものとして認めたら何も変わりません。怒りの声をあげましょう。



病院は情報操作を止めるべき

 組合は3月30日に10項目のクラスター対策要求書を提出し、4月5日に病院から回答書を受け取りました。その際の池田事務次長と松村顧問との事務折衝で、組合は病院ホームページでの「A3病棟のみクラスターが発生」(コロナ1報/3月24日)の公表は、陽性者数も明らかにせず、また事実も違うと訂正を求めました。これに対し病院は翌46日付でホームページでコロナ第2報を公表。なんと「入院患者の感染者数は46日現在12名になっております。」と、病院は目を疑うべき情報の隠ぺい、情報操作までするに至ったのです。

 患者60名を超える大クラスターにも関わらず、初めて数を公表したかと思えば、「陽性者12名」と意図的に終息に向かっていることだけを強調することなどありえない対応です。これが人の命を預かる病院のすることか!ましてや、A3病棟44名中43名陽性と壊滅的な事態の中で、必死にケアに当たり、その中で感染した職員の陽性者など一切公表もしないなど本当に許せない。病院は労働者の命をどう思っているのだ!入院にまで至った職員もいるのです。そして4月6日の時点では4病棟ともクラスター対応が終了している病棟は一つもなく、この時も防護服を着用して汗だくになりながら感染の恐怖と闘いながらケアを続けていたのです。

 組合は訴えます。この病院の大規模クラスターの現実と向き合おうともせずに、情報操作するようなあり方こそが、患者・職員の安全を軽視し、クラスターが拡大していった根本的原因であると断じます。ホームページでは根岸病院の「基本理念と方針」の中で、基本方針3番目として「開かれた情報と、地域医療に貢献します」と明記されています。組合は要求します。ホームページを全面的に書き変え、今回の大規模クラスターの全容を明らかにし、陽性者数を正確に公表する、まずはこの当然のことから安全対策を始めるべきです。

労働者の命を何だと思っているのだ!危険手当を出せ!

 4月5日付の回答書で、病院は明確に「危険手当等は考えていない」と、危険手当を拒否しました。「考慮する」わけでもなく、一切考えていないと、切って捨てました。断じて許せません。病院は労働者の命をあまりにも軽く扱っていないのか!そもそも、根岸病院は、コロナが始まって以降、まともに安全対策に対してお金を投入することは積極的にやってきませんでした。陰圧室を作るわけでもなく、フェースシールドを日常的に着用することもせず、PCR検査機器を自前で購入したにも関わらず、積極的に職員の検査を実施することもしませんでした。安全対策には金をかけずに、今回のクラスターを招くことになってのではないでしょうか。病院は責任を自覚すべきです。

 看護職員は今回の大クラスターの最前線を担い切りました。「危険手当を1勤務当たり1万円を拠出する」ことは、まさに命のかかった問題であり、感染を今後も止めるために必要なことです。組合は危険手当を出すことを要求します。



PCR検査を定期的に実施することが感染対策の基本だ。

 今回のクラスターを経験してわかったことは、いかにして感染を早期に発見して即座に陽性者を隔離して的確なゾーニングを行うことがいかに大切であることを誰しもが自覚したのではないでしょうか。その基本的対策はPCR検査の早期実施・定期的検査にかかっています。今回のA3病棟でも「症状ない限りPCR検査は実施しない」と旧態依然のあり方しかとれませんでした。介護施設などでは週1回の全職員のPCR検査が実施されているところはあります。根岸病院は自前のPCR検査機器まであるのです。できないわけはありません。PCR検査の定期的実施は感染拡大防止であり、命のかかった問題です。

 今回の経験を生かすために、全面的・抜本的な安全対策を組合は要求します。そのために労働者の声が必要です。回答書に対する不満、要求をメッセージとして組合に集中することをお願いしています。ぜひとも寄せて下さい。闘いはこれからです。

組合に入ってともに闘おう!

 皆さん、組合に入りましょう。労働者は労働組合に団結することによって資本と台頭に渡り合えます。労働組合の力を恐れるからこそ、経営はビラ捲きに阿智して「警告書」を出してくる。逆に言えば労働組合の力は無限大なのです。労働組合にはいって声をあげよう。

徳永健生 kakumei289@gmail.com


新宿駅で戦争反対の声を上げる労働者と学生

全世界でウクライナ戦争反対に労働者が立ち上がっている!

 ロシア軍のウクライナ侵攻に対し、全世界で労働者が反戦闘争に立ち上がっています。

 ロシア本国でも青年・女性を先頭に反戦闘争が闘われています。

 日本の岸田政権は、あろうことか、ウクライナ侵攻を幾何として、「改憲が必要だ」「核の共有が必要だ」と叫んでいます。そう言いながら岸田政権は、ウクライナに軍事物資を送って、事実上の参戦国化をしているのです。

 プーチンが悪いのはもちろんですが、ゼレンスキーだって労働運動を弾圧して、男性労働者を戦場に送っているのです。

 私たちも、日本の地から、「戦争反対!」「改憲反対!」の声を上げましょう。



2022年3月31日木曜日

根岸病院でクラスター発生 病院側にクラスター対策要求書を提出

 病院側にクラスター対策要求書を提出 組合はA3病棟で新型コロナウィルス感染症のクラスターが発生したことを踏まえ、病院側にクラスター対策要求書を提出した。

 

2022年3月30日

根岸病院院長

松村 英幸 様 

〒192-0046 東京都八王子市明神町4-14-5

リーベンスハイム八王子2-203

多摩連帯ユニオン 執行委員長 徳永健生

電話&FAX 042-644-9914


 

 下記の要求項目に対する文書回答を求める。団体交渉は可能な時に早急に開催する。

 

コロナクラスター対策 緊急要求書

1.コロナ陽性者を可能な限り、コロナ専門対応のできる病院へ転院させること。

  対応できる職員は限られているため、極力陽性者を少なくすること。

2.ゾーニング対策について

 ~陽性者と陰性の患者を同じ部屋に同居することは無いようにすること。

 ~陽性者の対応は陽性者を対応する職員のみが受け持つこと。陰性の患者と接触するようにしないこと。

 ~外部からコロナ感染対応のできる専門看護師を派遣すること。

 ~A3病棟に当たっている職員は、他の職員と非接触を保つための対策を実施すること。更衣室、エレベーターなど。

3.コロナ治療に当たる職員は、1日1回PCR検査を実施すること。全職員のPCR検査の実施。

4.当然のことであるが、発生した残業代は支払うこと。不当な人数制限は止めること。

5.当然のことであるが、緊急事態であり、必要な情報提供は全職員に明らかにすること。コロナ陽性者の人数、患者、職員の陽性者数を明らかにすることは当然である。ホームページで明らかにすることも当然である。情報の抑制は行わないこと。

6.過酷な状態でコロナ感染治療に当たっている職員に対して、危険手当を1勤務当たり1万円を保障すること。派遣労働者も同様に1万円を保障すること。クラスター対策が始まった3月20日以降にまでさかのぼって実施すること。

7.コロナ陽性となった派遣労働者も派遣先の根岸病院の責任で休業補償を実施すること。

8.A3病棟に張り付いて治療の指揮を行う医師1名を確保すること。

9.感染防止のために自宅に帰れない職員に対しては、病院の責任でホテル・宿泊所を用意すること。費用も病院が保障すること。派遣労働者も同様である。

10.感染拡大防止のためフェイスシールドの日常的着用。PPE(防護着)の確保。

                 記

・4月5日(火)までに、文書回答を求める。早急に実施する必要な事項は、事務折衝でも決定し実行すること。