病院側にクラスター対策要求書を提出 組合はA3病棟で新型コロナウィルス感染症のクラスターが発生したことを踏まえ、病院側にクラスター対策要求書を提出した。
2022年3月30日
根岸病院院長
松村 英幸 様
〒192-0046 東京都八王子市明神町4-14-5
リーベンスハイム八王子2-203
多摩連帯ユニオン 執行委員長 徳永健生
電話&FAX 042-644-9914
下記の要求項目に対する文書回答を求める。団体交渉は可能な時に早急に開催する。
コロナクラスター対策 緊急要求書
1.コロナ陽性者を可能な限り、コロナ専門対応のできる病院へ転院させること。
対応できる職員は限られているため、極力陽性者を少なくすること。
2.ゾーニング対策について
~陽性者と陰性の患者を同じ部屋に同居することは無いようにすること。
~陽性者の対応は陽性者を対応する職員のみが受け持つこと。陰性の患者と接触するようにしないこと。
~外部からコロナ感染対応のできる専門看護師を派遣すること。
~A3病棟に当たっている職員は、他の職員と非接触を保つための対策を実施すること。更衣室、エレベーターなど。
3.コロナ治療に当たる職員は、1日1回PCR検査を実施すること。全職員のPCR検査の実施。
4.当然のことであるが、発生した残業代は支払うこと。不当な人数制限は止めること。
5.当然のことであるが、緊急事態であり、必要な情報提供は全職員に明らかにすること。コロナ陽性者の人数、患者、職員の陽性者数を明らかにすることは当然である。ホームページで明らかにすることも当然である。情報の抑制は行わないこと。
6.過酷な状態でコロナ感染治療に当たっている職員に対して、危険手当を1勤務当たり1万円を保障すること。派遣労働者も同様に1万円を保障すること。クラスター対策が始まった3月20日以降にまでさかのぼって実施すること。
7.コロナ陽性となった派遣労働者も派遣先の根岸病院の責任で休業補償を実施すること。
8.A3病棟に張り付いて治療の指揮を行う医師1名を確保すること。
9.感染防止のために自宅に帰れない職員に対しては、病院の責任でホテル・宿泊所を用意すること。費用も病院が保障すること。派遣労働者も同様である。
10.感染拡大防止のためフェイスシールドの日常的着用。PPE(防護着)の確保。
記
・4月5日(火)までに、文書回答を求める。早急に実施する必要な事項は、事務折衝でも決定し実行すること。