2022年9月4日日曜日

回答書 2022年7月26日


回答書へのリンク

クラスター対策緊急要求書 第二弾

 

2022年7月20日

根岸病院院長
松村 尭明 様

多摩連帯ユニオン 執行委員長 徳永健生

クラスター対策緊急要求書 第二弾


 コロナ感染第7波の中で、再び根岸病院において 2回目となる大クラスターが発生しました。7月19 日病院発表でB4病棟でコロナ陽性者31名の規模です。
 多摩連帯ユニオン根岸病院分会は3 月末にクラスター対策緊急要求書を闘ってきましたが、組合が要求してきたものは不十分な対策しか取られてきませんでした。前回の反省を踏まえて問題を可視化し抜本的対策を取ることが求められています。組合は再び緊急要求書第二弾を提出します。病院は誠実に回答することを求めます。

① ゾーニングの徹底について
 陽性者と非陽性者の区分けを厳密に行うこと。陽性者は陽性者だけの看護を行うこと。
グリーンゾーンにウィルスを持ち込まない方策を徹底すること。
 エアロゾル感染を防ぐために換気を厳密に行うこと。

② 共有部分のゾーニングについて
 ウィルスを病院内で拡散しないことが必要である。感染者の発生している病棟の職員は、更衣室、エレベーターの使用は止めること。更衣室は各病棟で確保すること。

➂ 夜勤体制について
 B4病棟の夜勤体制を4人〜6人体制に増員すること。人員が少ないことが、陽性者だけの看護に限定できていない可能性があるため。日勤体制の増員も必要である。

④PCR 検査について
 感染拡大防止のために PCR 検査は必要である。全職員の週一回の PCR 検査の実施を求める。最低でも、感染者が発生している病棟は実施すること。症状のある職員は、即座に検査を実施すること。

⑤ 危険手当について
 感染者の対応は危険を伴う業務であり、病院の責任として危険手当を保障すること。感染者の対応に当たる病棟職員に対しては正規・非正規問わず一勤務につき五千円を保障すること。

⑥ 非正規労働者の特別休暇について
 非正規労働者に対しても感染した場合には、特別休暇を保障すること。病院として対応できないならば、派遣会社に病院から対応を求めること。

⑦ ホテル確保について
 家族への感染防止のため、職員のホテル使用が必要な場合は、希望者に病院の責任で保障すること。非正規労働者も保障すること。

⑧ 感染対応専門の医師・看護師の派遣
 精神病院での感染対策は限界がある。感染対策は対応専門の医師および看護師を派遣すること。

⑨ 感染病棟へ医師の確保
 B4病棟へ医師1名をはりつけ、感染対応の指揮をとること。今は緊急事態であり、外来は停止して医局全体が感染病棟、全病棟の責任を取ること。

⑩PPEの確保について
 夏の時期に当たり、防護服は通気性のあるものを求める。フェイスシールド、ゴーグルの日常的着用を求める。



・回答日時   7月26日(火)までに文書回答を求めます。
・早急に対応できるものは、話し合いの末に決定し実行していくこと。しかる時期に団体交渉を開催すること。
以上

要求書へのリンク