2015年9月30日水曜日

経営は逃げるな 団交を開け!!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBZVJsUmNLWV9fdlk/view?usp=sharing


 2015年9月29日発行 第4号



経営は逃げるな 団交を開け!!


 全ての労働者の皆さんに訴えます。多摩連帯ユニオン・根岸病院分会は経営に対し、清掃労働者(太平ビルサービス委託)の全員雇い止め解雇について2月、5月と団体交渉申し入れ、3回の事務折衝を行い、7月には組合名称を「多摩連帯ユニオン」と改称して再度の団体交渉を申し入れました。しかし経営は半年以上経過しているにもかかわらず、いまだに団交に応じていません。経営は完全に逃げまわっています。明らかに組合嫌悪であり、団体交渉拒否の不当労働行為であり、断じて許さず、組合は闘います。
 経営は団交要求に対し、「団体交渉は行います」「団交ルールがないまま団体交渉は行いません」と通知書で繰り返しています。経営の固執する「団交ルール」とは、団交を開かないための方便です。8月に斉藤事務長と話し合いを持った際に、徳永分会長から「団体交渉権は労働組合の権利である。ただちに団交を開催すべき」「団交を開かないことで、組合の影響力を低める支配介入である」と追及しました。そして「根岸病院労働組合と同様に、団交を院内で、時間内で行え」と要求しました。斉藤事務長は口頭で「院外で、時間外で多摩連帯ユニオンとは団交を行う」方向と言っています。さらに根岸病院労働組合には事務所も組合掲示板も貸与しているが、多摩連帯ユニオンには貸与しないと明示しています(4月15日付回答)。これが多摩連帯ユニオンに対する経営の「団交ルール」です。労働組合は労働者の自立した独自の団結体です。団体交渉権も、さらにはストライキ権も労働者の権利を守る独自の権利であり、経営が侵害することはできません。団交を開け!

労働者の声に応えて、団交を開催しろ!

 根岸病院分会は、15春闘アンケートで46名の方から協力頂きました。団交が開催されない中で、春闘要求が提出できませんでした。協力頂いた労働者の皆さんに謝罪するとともに、改めて秋闘の要求としてまとめ経営に提出します。以下は具体的要求の一部を紹介します。

【アンケート結果】

5.賃金について
・消費税が上がった分くらい(年単位)2名 昇給2000→4000
・昇給が少なく不満感じる 具体的には4~5000円 基本給が2種あることも不満。

6.夜勤について
・コンスタントに入れて欲しい。収入にばらつきが出るので困る
・夜勤手当少なすぎる。忙しい病棟は3人夜勤が妥当。
・3人夜勤にしてほしい
・忙しい病棟、急性期病棟は人数を増やしてほしい
・夜勤手当については現在の金額になった経緯を知りたい
・手当が安い 特に介護度が多い病棟には追加手当を出してほしい
・手当はもっと欲しい、特に当番日、入院があった日は別途支給があってもいいと思います。3人体制にするなど。
・夜勤手当アップ希望 3名

7.残業について
・サービス残業が多い
・清掃業者分の負担が大きく、その分改善してほしい
・残業の申請をしやすくしてほしい 4名
・15分単位で支払うべき。タイムカードで判断すればよいと思う。申請など必要なし。
・残業申請の出し方に不満あり 師長の許可をもらってから決められた時間は納得いかない。あくまで残業したものについては誰でも師長の許可なく申請できるべき
・残業手当3日以内というのはどうかと思う
・病棟によりかたよっている

8.労働組合への期待、要望について
・住宅手当など各種手当で賃金の底上げをしているのはおかしい。基本給の見直しをしてほしい。
・掃除業者を入れてもらいたい
・補助の人数を増やしてほしい
・働きやすい労働条件になるよう頑張って下さい
・職員の声、要望が一つでも多く叶えられることを期待しています。
・代表としていつもありがとうございます。このように意見を拾って、それを活かしていただけたらうれしいです。

ビラへのリンク

2015年5月1日金曜日

団体交渉要求書

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBbGpBRm9vN0h0Zjg/view?usp=sharing


2015年5月1日
医療法人社団 根岸病院
理事長 松村 英幸 様
合同労働組合八王子
執行委員長 清水 啓安
合同労働組合八王子 根岸病院分会
分会長 徳永 健生

団体交渉要求書

 合同労働組合八王子は2月4日、2月19日に経営に対して団体交渉要求書を提出しました。しかし未だに団交は開催されていません。斉藤事務長とは、3月3日、3月24日、4月6日と事務折衝を行ってきましたが、日時を設定することを拒み続けています。これは明らかに団交の引き延ばしであり、事実上の団交拒否の不当労働行為です。
 さらに4月15日付で組合に回答書を送付してきました。団交開催に当たり、経営側が条件をつけることなど認められません。組合は以下の点で経営側の不誠実な対応を指摘するとともに、あらためて下記団体交渉に応じることを求めます。
(1)「団交ルールの組合案の提示」について
 社会通念に則ったルールに基づいて団交を行うことは当然です。逆に団交ルールの制定を口実にした団交の引き延ばしは不誠実団交にあたり、明らかな不当労働行為です。
(2)「団交議題の明確化-労働強化を具体的に示せ」について
 団交開催に条件を付けること自体が問題であり、引き延ばしを止め団交の設定を求めます。
(3)「組合事務所・掲示板の貸与」について
(4)院内・時間内で団交を行わない旨の発言について
 (3)(4)に関し、合同労働組合八王子に対しては、医労連・根岸病院労働組合と異なる対応を行っています。これは組合間差別であり、明らかな不当労働行為です。
2015年5月9日までの文書回答を求めます。


1. 議題  
2015年2月19日付団体交渉要求書のとおり
(1) 病棟に配属されている清掃労働者(太平ビルサービス委託)の2月末での契約終了について
(2) 斉藤事務長の度重なる団体交渉要求拒否について
(3) その他

2. 日時 
2015年5月15日まで 9:00-16:50の時間帯

3. 場所 
根岸病院内

以上

要求書へのリンク

二つの組合で、なぜ対応が異なるんだ

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBQ0hRUi1jMlItQTA/view?usp=sharing


2015年5月1日発行 第3号
二つの組合で、なぜ対応が異なるんだ
団交引き延ばし止めろ

 合同労働組合八王子・根岸病院分会は、2月4日付、19日付で経営に対して、団体交渉要求書を提出しました。2月末で太平ビルサービスとの契約が解除され、病棟配属の清掃労働者が雇い止めされたことに対してです。本来ならば2月中に団交をしなければならない問題です。しかし、経営は今に至っても団交を開催しようとしません。不誠実な対応であり、「団交を受け入れる」と表明しながら、団交開催を引き延ばし続けてきました。

雇い止め・労働強化許さない! 組合の当然の要求に応じろ

 経営側の要請で斉藤事務長との事務折衝を3回にわたり繰り返しました。経営は「団交議題の明確化」「団交ルールの設定」を条件として、組合の要求する団交日時の設定を拒み続けてきました。経営の狙いは団交引き延ばしであり、不当労働行為そのものです。
 さらに斉藤事務長は、「合同労組との団交は院外で時間外で考えている」と発言ありました。医労連・根岸病院労組との団交は院内で時間内で行うが、合同労組八王子とは真逆の対応でのぞむというのです。2つの組合で、なぜ対応が異なるのか、理由を問うと、斉藤事務長は「それが病院の方針だ。それが理由だ」と答えるのみです。正当な理由などないのです。この問題も組合間の差別であり、明確な不当労働行為です。経営が団交開催にあたり、条件を提示し、その条件をのまなければ団交を開催しないなど言語道断です。
 根岸病院分会は、委託の清掃労働者が経営の一片の通知で契約終了=全員雇い止めという攻撃を認めることはできません。いま現在も根岸で働く委託・派遣労働者の雇用・労働条件を、正規と非正規の労働者が団結して作り出していくためにも、労働組合は団交開催を勝ち取る決意です。本日5月1日はメーデーの日であり、「8時間労働制」を労働者が実力で勝ち取った労働者の闘う日です。合同労組八王子は再再度の団交要求書を経営に提出します。経営は団交引き延ばし・不誠実団交を止め、団交に応じることを要求します。共に闘おう!

ビラへのリンク

2015年2月12日木曜日

病棟清掃の委託契約解除に抗議する 2015・2・12

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBRUp2bXJaamdNRzQ/view?usp=sharing


病棟清掃の委託契約解除に抗議する
委託労働者も根岸で働く同じ労働者だ!
  

根岸病院で働く全ての労働者に訴えます。委託労働者の皆さんに訴えます。

 経営は、突如として2月末で病棟清掃業務で委託している太平ビルサービスとの契約を解除すると通告してきました。これによって病棟清掃で働いている清掃労働者の根岸病院での仕事は奪われます。9人の清掃労働者は全員パートの非正規労働者で、時給は東京都の最低賃金888円で搾取され続けてきました。委託労働者は次の現場が決まっているわけでもなく、経営の一片の通知で職場が奪われることは、事実上の解雇と言っても等しい状況です。
 合同労組八王子・根岸病院分会は今回の事態を、2010年7月以来、委託労働者が同じ根岸病院で働いてきたものとして、断じて黙って見過ごすことはできません。さらに、残された病棟清掃の仕事は、いまいる根岸の労働者が再び行えということが経営から提案されました。まさに委託労働者からは職場を奪い、ギリギリの人員で働かされている根岸の労働者には労働強化が強制されるという、断じて許しがたい攻撃です。大合理化攻撃であり、労働強化であり、人件費削減であり、安全破壊であり、団結破壊の攻撃です。労働組合は15春闘の課題として、2月4日には団交要求書を提出しました。(裏面参照)

経営は団交拒否を止めろ!


 しかし面談した斉藤事務長は団交要求書の受け取りを拒否し、根岸病院分会を労働組合として認めない、団交はしないと、病院の方針だと明言しました。労働者の団結権を奪う不当労働行為そのものです。合同労組八王子は、この暴挙を徹底的に抗議します。経営には団交要求書、抗議文、組合員通告を郵送しました。経営は団交を開け!(2015・2・12)

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2015年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます




あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。