2015年5月1日金曜日

団体交渉要求書

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBbGpBRm9vN0h0Zjg/view?usp=sharing


2015年5月1日
医療法人社団 根岸病院
理事長 松村 英幸 様
合同労働組合八王子
執行委員長 清水 啓安
合同労働組合八王子 根岸病院分会
分会長 徳永 健生

団体交渉要求書

 合同労働組合八王子は2月4日、2月19日に経営に対して団体交渉要求書を提出しました。しかし未だに団交は開催されていません。斉藤事務長とは、3月3日、3月24日、4月6日と事務折衝を行ってきましたが、日時を設定することを拒み続けています。これは明らかに団交の引き延ばしであり、事実上の団交拒否の不当労働行為です。
 さらに4月15日付で組合に回答書を送付してきました。団交開催に当たり、経営側が条件をつけることなど認められません。組合は以下の点で経営側の不誠実な対応を指摘するとともに、あらためて下記団体交渉に応じることを求めます。
(1)「団交ルールの組合案の提示」について
 社会通念に則ったルールに基づいて団交を行うことは当然です。逆に団交ルールの制定を口実にした団交の引き延ばしは不誠実団交にあたり、明らかな不当労働行為です。
(2)「団交議題の明確化-労働強化を具体的に示せ」について
 団交開催に条件を付けること自体が問題であり、引き延ばしを止め団交の設定を求めます。
(3)「組合事務所・掲示板の貸与」について
(4)院内・時間内で団交を行わない旨の発言について
 (3)(4)に関し、合同労働組合八王子に対しては、医労連・根岸病院労働組合と異なる対応を行っています。これは組合間差別であり、明らかな不当労働行為です。
2015年5月9日までの文書回答を求めます。


1. 議題  
2015年2月19日付団体交渉要求書のとおり
(1) 病棟に配属されている清掃労働者(太平ビルサービス委託)の2月末での契約終了について
(2) 斉藤事務長の度重なる団体交渉要求拒否について
(3) その他

2. 日時 
2015年5月15日まで 9:00-16:50の時間帯

3. 場所 
根岸病院内

以上

要求書へのリンク

二つの組合で、なぜ対応が異なるんだ

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBQ0hRUi1jMlItQTA/view?usp=sharing


2015年5月1日発行 第3号
二つの組合で、なぜ対応が異なるんだ
団交引き延ばし止めろ

 合同労働組合八王子・根岸病院分会は、2月4日付、19日付で経営に対して、団体交渉要求書を提出しました。2月末で太平ビルサービスとの契約が解除され、病棟配属の清掃労働者が雇い止めされたことに対してです。本来ならば2月中に団交をしなければならない問題です。しかし、経営は今に至っても団交を開催しようとしません。不誠実な対応であり、「団交を受け入れる」と表明しながら、団交開催を引き延ばし続けてきました。

雇い止め・労働強化許さない! 組合の当然の要求に応じろ

 経営側の要請で斉藤事務長との事務折衝を3回にわたり繰り返しました。経営は「団交議題の明確化」「団交ルールの設定」を条件として、組合の要求する団交日時の設定を拒み続けてきました。経営の狙いは団交引き延ばしであり、不当労働行為そのものです。
 さらに斉藤事務長は、「合同労組との団交は院外で時間外で考えている」と発言ありました。医労連・根岸病院労組との団交は院内で時間内で行うが、合同労組八王子とは真逆の対応でのぞむというのです。2つの組合で、なぜ対応が異なるのか、理由を問うと、斉藤事務長は「それが病院の方針だ。それが理由だ」と答えるのみです。正当な理由などないのです。この問題も組合間の差別であり、明確な不当労働行為です。経営が団交開催にあたり、条件を提示し、その条件をのまなければ団交を開催しないなど言語道断です。
 根岸病院分会は、委託の清掃労働者が経営の一片の通知で契約終了=全員雇い止めという攻撃を認めることはできません。いま現在も根岸で働く委託・派遣労働者の雇用・労働条件を、正規と非正規の労働者が団結して作り出していくためにも、労働組合は団交開催を勝ち取る決意です。本日5月1日はメーデーの日であり、「8時間労働制」を労働者が実力で勝ち取った労働者の闘う日です。合同労組八王子は再再度の団交要求書を経営に提出します。経営は団交引き延ばし・不誠実団交を止め、団交に応じることを要求します。共に闘おう!

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